結論:前日昼までに「場所・時間・目印」が確定しない予定は、いったん流すのが正解。
追いメッセは逆効果。軽い確認→二択提案→期限付きで終了、の流れでスマートに切り替えましょう。
連絡が減る“よくある理由”
- 優先順位の変化:並行の相手ができた/仕事が立て込んだ。
- 不安・緊張:実際に会うのが怖くなり、返信が重くなる。
- 予定が曖昧:場所・時間・所要が固まらず、面倒になって放置。
- 目的のズレに気づいた:やり取りの温度差でフェードアウト。
- 業者/勧誘/冷やかし:最初から会う気が薄いケース。
- 単純に忘れている:未読のまま埋もれている。
「脈なし確定」と決めつける前に、確認→代替→期限の順で淡々と処理すると消耗しません。
絶対やらない方がいいこと
- 感情的に責める長文/連投
- 通話の鬼電・SNSでの追跡
- 前払い・チケット購入など金銭の先出し
- 「なんで返信くれないの?」と圧をかける催促
- 未確定のまま現地直行(安全面もNG)
状況別の対処フロー(例文付き)
1) 約束後、返信が24時間ない
「予定ありがとう!◯日は19時で大丈夫そうですか?難しければ別日にしましょう。ご都合いい方でOKです。」
2) 48〜72時間なし(軽く二択提示)
「念のため確認です。初回は短めにしましょう。
A) ◯/◯(水) 19:00 〇〇駅のカフェ
B) ◯/◯(土) 11:00 〇〇駅ビル内
どちらか合えば教えてください。難しければ別日で!」
3) 前日昼の最終確認(期限を明示)
「明日、19:00に〇〇カフェでOKですか?
今日の20時までに確定できなければ、いったん仕切り直しにしましょう。」
期限は相手の就業時間を考慮して設定(例:20時)。
4) 当日朝〜昼の最終連絡
「本日19:00、〇〇カフェでお待ちしています。
到着したらこのチャットでOKです。無理そうなら早めに一言ください。」
5) 直前キャンセルが来た→再提案
「了解です、無理せず。では改めて、
A) ◯/◯(火) 19:00 / B) ◯/◯(金) 20:00 はどうですか?
難しければまた落ち着いた時に。」
6) 既読スルー継続→終了連絡
「ご都合つかなそうなので、今回の約束はいったん無しにしますね。
タイミング合えばまた声かけてください。」
7) “会う気薄いかも?”の温度合わせ
「初回は30〜45分くらいの軽めでどうですか?
合わなければ解散で大丈夫なので、気楽にいきましょう。」
前日確認〜当日までの段取り
- 2日前に軽く共有:「◯日はこの辺りで考えてます。〇〇駅周辺、苦手なお店ありますか?」
- 前日昼に確定連絡:日時・店名・地図URL・所要時間(目安30〜60分)を一行に。
- 当日朝に最終:「本日よろしくお願いします。目印はネイビーのジャケットです。」
- 合流の運用:現地集合→到着時にアプリ内で連絡。電話は緊急時のみ。
約束を強くする「固め方」
- 3点セットを必ず明示:日時・場所(店名/地図URL)・所要時間。
- 二択提示:相手の意思決定コストを下げる。
- カレンダー招待:Google/Appleの招待リンクを送ると忘れにくい。
- 短時間スタート:「まずは30分だけ」で心理的ハードルを下げる。
- 雨天/遅延の代替案:駅ビル内のカフェ、時間ずらしの提案を用意。
見切りラインと後腐れない終わり方
- 見切り目安:前日20時までに確定できない/返信が72時間以上途絶える/3回続けてスルー。
- 終了の一言:「予定合わなそうなので今回は無しで。また機会があれば!」
- ブロックの判断:勧誘/業者っぽい、約束を3回以上流す、失礼な対応→静かにブロックでOK。
安全第一 連絡が曖昧な相手と個室・車移動・遠方は避ける。確定しない約束は行かない。
よくある質問
Q. 前日確認はしつこく感じませんか?
A. 店予約や移動がある以上、確認はマナーです。短く要点だけ伝えればしつこくなりません。
Q. 電話してもいい?
A. 相手が通話を嫌がらない前提なら5分だけの打診はアリ。ただし未読や既読スルー時の突然の着信は逆効果になりがちです。
Q. 直前ドタキャンの後、追うべき?
A. 一度だけ代替案を出して反応がなければ終了でOK。続けて追うと消耗します。
Q. 返信が遅いけど脈はありますか?
A. 遅さ=脈なしではありません。内容の密度や質問返しがあるかを重視。なければ見切って次へ。
まとめ
「会う約束後に連絡が減る」は珍しくありません。感情で振り回されず、軽い確認→二択提案→期限で終了のルーチンで回しましょう。
確定しない予定は行かない、安全第一。気持ちよく切り替えて、次の良い出会いに時間を使うのが結果的に近道です。