「グリンス(grins)」という単語は、近年マッチングアプリやSNSの裏アカ界隈でまれに使われているスラング・隠語の一つです。他の言葉(「F」「ぷちはしてない」「FO」「基盤」など)と並んで投稿やプロフィール文にちらほら現れるため、「これって何を意味してるの?」と疑問を抱く方も多いでしょう。
- 使用頻度:比較的低いですが、特定のコミュニティやジャンルでポツポツ見かけられる。
- 曖昧な定義:多くのアダルトスラングと同様、明確な公式定義はないため、複数の解釈が混在している。
本記事では、「グリンス」がどのような意味合いで使われるか、他のスラングとの関係性、注意すべきリスクなどを整理し、読者の疑問に答えます。
2. グリンス(grins)の基本的な意味や解釈
2-1. 一般的な解釈
調査すると、「グリンス = “グリーン” + “ス”」のように、**大麻(マリファナ)を連想する“グリーン”**をベースにした言葉ではないかという説が挙げられます。
- 一部ユーザーの投稿では、「グリンス = (マリファナ等の)“Green”をキメながら性行為をする=“キメセク”的行為」を指すケースがある、という指摘もあり。
- ただし、裏アカ界隈で多少異なる使い方がされている場合もあり、必ずしも一義的に“大麻セックス”を意味するわけではないと言われています。
2-2. 似たようなスラングの存在
- キメセク:ドラッグなどで意識が高揚した状態で性行為をする行為(違法リスクが高い)。
- FO:フェラオンリーを指す。
- F:フェラの略。
- ぷち援:短時間・本番無しの援助行為。
「グリンス」は、こうしたアダルト・ドラッグ系スラング群の一種と見なされ、「大麻などのグリーン(草)+セックス」というニュアンスで語られる例が多いようです。
3. “グリンス”と他のアダルトスラングとの違い
- キメセクとの関連
- キメセク:薬物使用(大麻・MDMAなど)で高揚した状態でのセックスを指す。
- グリンス:同じく大麻などの“グリーン”を使うイメージが強いが、必ずしもセックス時だけでなく“嗜む前提”の行為を広く指すことも。
- FOやFとの区別
- FO/Fは性行為の形態自体を指す(オーラルのみ、本番なし等)。
- グリンスはドラッグ・違法行為が関わる可能性が高く、性行為をどうするかよりも“大麻使用”などが焦点。
要点:グリンスは**“違法ドラッグ(特に大麻)と性的行為”を連想させる言葉で、他の性的スラングよりも危険度や法的リスク**が大きいと言えます。
4. グリンスが使われる状況例:マッチングアプリやSNS裏アカ界隈
4-1. 裏アカ投稿での匂わせ
- Twitter(X)の裏垢やマッチングアプリのプロフィールに「グリンスやりたい」「グリンス好き」などの記載。
- 実際にドラッグを用いた行為を暗示している場合もあるため、法的リスクや利用規約違反の可能性が高い。
4-2. “キメセク”系コミュニティでのキーワード
- “キメセク”や“合法トリップ”などのグループやチャット内で、「グリンスでハイになりたい」などの書き込みがあり得る。
- 大麻や違法薬物に関する投稿は逮捕リスクがあるため要注意。
5. メリット・デメリット:リスクや法的問題を考える
5-1. メリット?ほぼない
- マッチングアプリで大麻使用を匂わせる「グリンス」の投稿にメリットを見出すのは難しく、リスクだらけ。
- 一部ユーザーは“背徳感”や“刺激”を求めているかもしれないが、それはあくまで違法行為への関与を示唆している可能性が高い。
5-2. デメリット・リスク
- 法的リスク:
- 大麻取締法違反に該当。所持や使用そのものが犯罪行為。
- 運営BAN:
- マッチングアプリの規約で薬物関連行為や違法行為の募集は即アカウント停止。
- トラブルや事件性:
- 金銭的・性的トラブル、恐喝・脅迫に巻き込まれるケースも。
6. 使用時の注意点:安全・モラル・規約違反への配慮
- 違法行為は厳禁
- 大麻や薬物使用は法律で禁止されている国が多く、日本では特に厳罰化が進んでいる。
- “グリンス”=大麻と性行為を絡める行為は犯罪に繋がりかねない。
- SNSやアプリの公的記録に残る
- プロフィールやチャットで「グリンスしてます」と宣言すれば、逮捕リスクが一気に高まる。
- 違法行為である以上、投稿内容が証拠となる恐れ。
- 相手を巻き込む危険
- もし相手が大麻に手を出したくないのに、グリンスを強要すれば暴力や脅迫になる。
- 気軽な興味が大きな事件を招く可能性があるので非常に危険。
7. まとめ:言葉の意味を正しく理解し、安全とルールを守るのが最優先
「グリンス(grins)」は、マッチングアプリやSNS裏アカ界隈で用いられるスラングの一つで、大麻などの“グリーン”を使いながら性的行為をする(いわゆる“ドラッグ”+“セックス”)を連想させる表現として知られます。
しかし、現行の法律では大麻取締法違反となる可能性が高く、使う人も巻き込まれる人も重大な法的リスクを負うことになります。
- ドラッグ・薬物使用は明確に違法です。
- マッチングアプリの規約上も大きく違反し、アカウント凍結や通報、さらには捜査機関への逮捕につながる恐れがある。
裏アカやアプリ上で「グリンス」という言葉を見かけても、安易に興味を示したり、実際に行動を起こすことは非常に危険。自己保身と法令遵守を最優先に、もし怪しい投稿を見つけたら近づかない・ブロックするなどの対応を心掛けるのが賢明でしょう。
総じて、グリンスとは*刺激”や“興奮”を求める言葉に見えますが、社会的代償や健康・安全面でのリスクがあまりにも大きいと言えます。どんな理由があれ、違法行為に足を踏み入れないことが、自分と周囲を守る唯一の道です。